HM-10 Bluetooth Module JP

ブルートゥース機能を使用できるモジュールです。 ビーコンとしても使用可能です。
仕様
- 動作電圧:5V
- ブルートゥースバージョン:4.0
- デフォルト名:HMSoft
- デフォルトボーレート(シリアル接続):9600
必要なハードウェア
- HM-10
- Arduino UNO
- UNOケーブル
- F-Mケーブル(4本)
接続
TXD、RXDをUNOボードのデジタルピンの任意の番号に設定して使用します。(本文ではD6、D7を使用)
| HM-10 | Arduino UNO |
| GND | GND |
| VCC | 5V |
| TXD | D6(変更可能) |
| RXD | D7(変更可能) |

ライブラリ
SoftwareSerial (基本ライブラリ)
ATコマンド
- ATコマンドを使用してブルートゥースの状態確認が可能です。
- シリアルモニターでATコマンドを送信して使用可能です。
- データシートに使用可能なATコマンドが説明されています。(HC-06ブルートゥースモジュールとコマンドの一部が異なります。) HM-10データシート
サンプルコード
//シリアル通信のためのライブラリ追加
#include <SoftwareSerial.h>
//ブルートゥース用シリアル通信オブジェクト作成
SoftwareSerial BTSerial(6,7);
void setup()
{
//ボーレート設定
Serial.begin(9600);
BTSerial.begin(9600);
Serial.println("シリアル通信開始");
}
void loop()
{
//ブルートゥースシリアルに入力があればシリアルに書き込む
while (BTSerial.available()>0)
{
byte data = BTSerial.read();
Serial.write(data);
}
//シリアルに入力があればブルートゥースシリアルに書き込む
while (Serial.available()>0)
{
byte data = Serial.read();
BTSerial.write(data);
}
}
動作確認
コードアップロード後、シリアルモニターでATを入力して動作をテストします。
OKが出力されれば正常に動作可能な状態です。

ブルートゥースターミナルアプリケーションテスト
1. スマートフォンでブルートゥースターミナルアプリケーションをインストールします。アプリケーションの種類は問いません。
2. アプリケーション内でHM-10ブルートゥースモジュールと接続します。
3. アプリで入力したメッセージはシリアルモニターに表示され、逆にシリアルモニターに入力したメッセージはアプリに表示されます。
